近隣の老人ホームなどの施設から、薬物治療の支援業務も請け負っており、多いときには、1回に依頼のある処方箋が40枚を超えることもあります。
敷地面積は小さな店舗ですが、その分、店長の指導が行き届き、チームワークのいい店舗です。
運営会社 | 有限会社ケイ・アンド・ケア |
---|---|
所在地 | 〒583-0872 大阪府羽曳野市はびきの2-7-34 |
TEL / FAX | TEL:072-959-0911 / FAX:072-959-0912 |
開局時間 | [ 月~金 ] 9:00~18:00 |
主たる病院 | 悲田院、福岡医院 |
月間処方箋枚数 | 約1,200枚 |
はびきの大日薬局は、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターや地域の基幹病院の門前薬局。朝の外来開始直後から次々と患者さまが訪れます。私はそこで、受付や会計業務を担当しています。まず、患者さまの処方箋を受け付けてコンピュータ入力。このデータをもとに薬剤師が調剤をはじめるため、できるだけスピーディーにこなすよう心がけています。できるだけ患者さまの待ち時間を少なくするためには、店長をはじめとする薬剤師たちと連携し、対応することが大切なのだと実感しています。
最初にこの店舗に配属になって驚いたのは、薬剤師と患者さまの距離が近いところ。患者さまたちは薬剤師である店長にさまざまな相談をしたり、日常の報告をしたり。ときには、「みんなで食べてね」とお菓子を差し入れてくれることも。薬剤師への信頼がとても厚いのです。患者さまと店長のやりとりを見て、まさに地域に根ざした薬局であると実感しました。
当薬局では、老人ホームなどの施設での薬物治療の支援業務も手がけています。施設と連携し、入居患者さまの処方箋をお預かりしてそれに応じた薬剤を配達するのです。多いときには、1回に依頼のある処方箋が40枚を超えることも。そんなときも、店長の指示で薬剤師同士が役割分担しててきぱきと調剤にあたっています。
温度管理の必要な薬剤は適温に冷蔵保存されていますが、デリバリーの際に、こうした通常と異なる場所に保管している薬剤は確認しづらいもの。そんなときでも店長が、「冷蔵庫にもあるからね」と、届け忘れしないように声をかけてくれます。声かけで、ミスや二度手間をふせぐ。こんな風に、声かけや協力体制ができていて、スムーズに業務に当たれるところが当薬局の良さだと思います。
店長も他の薬剤師の方たちもとても親切で、働きやすいと感じています。薬剤についてや診療報酬についてわからないことがあれば、何でも質問できる雰囲気ですし、それをわかりやすいように丁寧に教えてくれます。こうした環境なので、もっとわかるようになりたい、もっと知識をつけたいと強く思うようになりました。
私は事務職なので、患者さまの治療のために直接何かができるわけではありません。でも、笑顔や明るい応対で患者さまの気持ちを楽にすることはできるのではないかと思い、規律ある態度と笑顔のあいさつを心がけるようにしています。
まだまだ道のりは長いですが、店長のように患者さまから何でも話をしてもらえるような事務スタッフをめざしたいと思っています。そして、これまで店長たちが築いてきた地域の“かかりつけ薬局”としての存在感をよりアピールできるように努めていきたいと思っています。