天王寺店は地域の中核病院としての機能を担う四天王寺病院の門前薬局と近隣にある人工透析のクリニックからの処方箋を応需しています。
四天王寺病院には婦人科以外のほぼすべての診療科があり、処方される薬も多岐にわたります。2010年からは血液内科が開設されたため、新しい患者さまが増えました。また、透析患者さまの処方箋も扱うため、透析患者さまにのみ処方される薬剤も扱っており、非常に幅広い知識を学ぶことができます。色々新しい薬も処方される事が多く、処方の幅も広く多種多様な患者さまが来られるので、学ぶことが多く、やりがいのある店舗です。
運営会社 | 有限会社エム・サーバー |
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所在地 | 〒543-0052 大阪府大阪市天王寺区大道1-5-3 |
TEL / FAX | TEL:06-6774-8000 / FAX:06-6774-8001 |
開局時間 | [ 月~金 ] 9:00~18:00 [ 土 ] 9:00~15:00 |
主たる病院 | 四天王寺病院、赤垣クリニック |
月間処方箋枚数 | 約2,600枚 |
「総合的な勉強ができる調剤薬局で仕事がしたい」と思ったのが、大日薬局を選んだ理由です。小学生と中学生の子どもがいるので、家庭と両立できることも必須の条件でした。それから「患者さまとじっくり話ができる薬局に行きたい」という気持ちもありましたね。以前は市民病院の門前だったため、さっさと薬を受け取って早く帰りたいという患者さまが多く、きちんと説明することが少なかったんです。競合店が多かったため、持ち込まれるのは内科と整形外科だけなど、診療科にも偏りがありました。そういった悩みは、ここにきてからはほとんど解消しましたね。
大日薬局は育児への理解があるので、子どもがインフルエンザにかかったときや学校行事の際にも気兼ねなく休めるのがありがたいですね。子育て中の薬剤師もいますし、産休・育休を取得中の方も何人かいます。また、大きな病院での勤務経験のある同僚から「この薬を使う方の症状はこれ」と話を聞いたり、スタッフ間でのディスカッションを通して情報や知識を共有したりしているので、患者さまに対して、一歩踏み込んだ会話ができるようになりました。
天王寺店は地域の中核病院としての機能を担う四天王寺病院の門前薬局。処方箋を受け付け、調剤業務や入力、監査を行うのが私たちの主な仕事です。処方箋通りの薬を渡してハイ、さようならではなく「何か困っていることはありませんか?」と積極的に声をかけ、世間話もするようにしています。中には「先生にも言ってないんだけど…」と打ち明けてくださることも。気軽な会話からきっかけをつかみ、治療を続けられるような提案をするのも薬剤師の役割ではないかと思っています。
降圧剤を処方された患者さまで「薬を飲んでも血圧が下がらない」と悩んでおられる方がいました。そこで、『醤油などの調味料やお味噌汁を控えたり、運動も取り入れることで効果が出る』と説明してみたんです。すると、その後「血圧が下がった」と報告が。お医者さまもきっと同じ話をされているのでしょうが、それを私たちがもう一度繰り返すことで、納得できるのだと思います。こうして患者さまの役に立てたと実感できたときが一番うれしい瞬間ですね。
四天王寺病院には婦人科以外のほぼすべての診療科があるので、処方される薬も多岐にわたります。2010年からは血液内科が開設されたため、新しい患者さまが増えました。新しい薬のことも、どんどん覚えていかなければと思っているところです。当社は教育制度が充実していて、メーカーさんの勉強会のほかにEラーニングも実施しています。目の前の業務に追われる毎日ですが、こうした機会を利用して知識を深め、新薬だけでなく様々な病気についても学んでいきたいですね。
大日薬局に来て、接客の中身が以前よりも濃くなりました。とくに四天王寺周辺の患者さまは気取りのない人が多くて、自分のことを何でも話してくださるので助かっています。これからも気持ちのいい対応を心がけ、病気で不安を持っている患者さまが少しでも安心し、健康になっていけるようお手伝いをしていければと思っています。