同じ建物内に、人工透析を行う病院がある大日薬局。その為、透析にも携わります。透析は特殊な薬剤を扱う上、通常の薬でも用量を考えなければならないなど注意事項も多く、こうした調剤知識なども学ぶことができます。一人ひとりの患者さまの症状を考え、「かかりつけ」として、信頼ある薬局を目指しています。
運営会社 | 有限会社エム・サーバー |
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所在地 | 〒571-0059 大阪府門真市堂山町26-3 |
TEL / FAX | TEL:06-6780-5253 / FAX:06-6780-5254 |
開局時間 | [ 月~金 ] 9:00~18:00 [ 土 ] 9:00~15:00 |
主たる病院 | 門真けいじん会、寝屋川けいじん会 |
月間処方箋枚数 | 約1,800枚 |
入社して一番驚いたのは、薬剤師という仕事が予想以上に患者さまと話す機会が多い仕事であるということ。私自身、調剤業務は好きですが、どちらかと言えばコミュニケーションは苦手意識をもっていたため、入社当初は苦労することもありました。例えば、気になることをきっちり調べてから患者さまに薬をお出ししようと準備をしていると、「早くしてくれ」とか「説明の声が小さい」と厳しい指摘を受けたことがありました。先輩の薬剤師がフォローしてくれてなんとかその場を乗り切りましたが、これは正確かつスピーディーな作業が求められることを知る、よいきっかけとなりました。
今では、患者さまから細かな要望をお伺いし、きっちりそれに応えています。例えば、薬の種類が多くていつ飲んでいいかわからなくなった患者さまの場合、用法ごとに袋を分けてお出ししたり、一包化したりして、患者さまにわかりやすいようにする工夫をしたり。患者さまに「飲みやすくなった」と喜ばれたときはやりがいを感じました。
患者さまのためにできることをしようと取り組んだことで、感謝状をいただいたことがあります。ある患者さまの処方をする際に、薬歴を確認したところ、以前に飲んでいた薬で少し副作用のような症状がでていたという記録が書かれていました。それを患者さまにきちんと説明したところ、後から患者さまから感謝状のようなハガキをいただきました。これはとても嬉しかったです。もちろん、当店を“かかりつけ薬局”として利用いただき、これまでの情報が蓄積されているからこそ説明できることなのですが、少しでもお役に立てていることに手応えを感じました。
また、大日薬局は、同じ建物内に人工透析を行う病院があるため、透析にも携わります。透析は特殊な薬剤を扱う上、通常の薬でも用量を考えなければならないなど注意事項も多い。こうした調剤知識なども学ぶことができます。
共に働く先輩方の指導が手厚いのも当グループの特徴のひとつ。配属後は、上司からマンツーマンで一から教えてくれます。上司は、私を調剤に向いたタイプだと判断したのか、調剤業務をひとつひとつきっちり指導してくれました。実際に窓口で投薬業務に携わるようになったのは、5カ月後のこと。それだけ、じっくりと育ててくれたのです。これはとてもありがたかったです。
また、当社は、さまざまな勉強の機会を与えてくれます。製薬会社さんが開いてくれる勉強会で新しい薬剤の知識をつけたり、Eラーニングを無料で講習させてくれたり。こうした機会を有効に活用し、現在、認定薬剤師の資格取得をめざして勉強を続けています。先輩から「薬剤師は一生が勉強だよ。そうすることが、私たちが患者さまのためにできることなのだから」と言われましたが、その通りだと思います。忙しいと煩雑になりがちですが、患者さま一人ひとりにきっちり対応し、ニーズに応えられる薬剤師となれるよう、頑張っていきたいと思っています。